栗
2022-10-14
栗の渋皮煮
四季折々「〇〇しごと」と呼ばれる手仕事がある。
梅の時期は「梅しごと」そして栗の場合は「栗しごと」と言うそうだ。「しごと」なので、それはそれは手間が掛る。手間を惜しまずに手を掛けて初めてよい物が作りだされる(と思いたい。)
さて。今年もやってきました栗の日。
昨年に引き続き「渋皮煮」に。
皮剥きから始まって、保存容器に収めるまで丸一日を費やしました。
昨年は子供たちが一緒に皮剥きをしてくれましたが、今年は誰も寄り付かないので一人で黙々と作業を行いました。
特に息子はスマホから目を離すことなく、苦戦している母から目を逸らしてその出来上がりのみを待っておりました。「まだ出来ないの?」と。
昨年は2回作り、うち2回目は失敗。
1回目が大変美味しく出来たので(自画自賛)調子に乗っちゃったんでしょうね・・・
一度にガーっと砂糖を入れてしまったため、甘味も入らず固い仕上がりになってしまいました・・・。
その失敗を思い出し今回はじっくり茹で、ゆっくりと砂糖を煮含ませる事に成功。3回中2回成功なので、現在成功率66.6%。
一晩冷まして今回食べない分は煮沸して保存。
妹家族へのお裾分け以外は「お正月にでも食べよう」と思っていました。
・・・・お正月に食べようと思っていたはずなのに、その1週間後、既に瓶が開封されていました。犯人は私から目を逸らしていた息子でございました